フィンテックとは?簡単に7つのジャンルに分けて紹介!仮想通貨だけじゃない、フィンテックが急速に普及している6つの理由とは?

「これからはもっとフィンテックが盛り上がってくる!」

「フィンテックで銀行は今後不要になる!」

などなど。最近フィンテックに関する話題をよく聞きますよね。

ですが「フィンテックってどういうもの?」ということを分かりやすく説明出来る人は、まだまだ少ないはず。

ネットや本でフィンテックのことを調べたけど「カタカナや英語の専門用語ばかりで理解出来ない!」と挫折した人もいるかもしれません(笑)

そんなアナタにフィンテックのことを1から簡単に学べるよう紹介していきますね。

参考にしてみて下さい!

スポンサーリンク

フィンテックとは?簡単にいうと何なの?フィンテックに関する6つ基礎知識

フィンテック知りたい人
フィンテックって何?全然分からない!

と、「フィンテックに関する知識が全く無いから1からフィンテックを知りたい!」というアナタ。

これから紹介する6つの基礎知識は押さえておきましょう!

補足
⇒フィンテック普及の要因はココから
⇒フィンテックの7ジャンル&具体的な企業名はココから

※タップするとフィンテックの企業紹介にジャンプします
それぞれ気になる項目をチェックするようにして下さいね!

では基礎知識の紹介をしていきます♪

知識①フィンテックってなに?

フィンテックとは、英語では「Fin Tech」書き、Finance(金融)×Technology(技術)という金融とIT技術を掛け合わせた造語になります。

造語ですが、アメリカで5年以上前に生まれた言葉なので英語でもちゃんと伝わります(笑)

また広い意味で、フィンテック業界に参入するスタートアップ(ベンチャー企業)界隈を総称にしてフィンテックと呼ぶこともあるんです。

フィンテック知りたい人
じゃあ三菱UFJがアプリでオンラインサービスを始めたらフィンテックなのか!

と思うかもですが、メガバンクや地銀などの既存の金融機関が、新しいテクノロジーを使ってサービス展開してもフィンテックとは呼ばないことが多いです。

メガバンクがIT技術を使ってサービス展開しても、それはあくまでも既存金融機関がITと活用しているだけのイメージ。

今話題になっているフィンテックは、新進気鋭のIT企業がそのテクノロジーを用いて金融分野でサービスを開始することになります。

もっというと、ICTを使って既存の金融サービスを革新的・破壊的に変えていくサービスの潮流といった感じですかね。

今後は金融機関だけではなく、金融機関以外の全ての業種も巻き込みシームレスな連携が生み出されることも期待されていたわけです。

国境を超えて金融サービスを提供することから「ネオバンク」なんて呼ばれ方もしています。

まさにフィンテックは金融業界のみにならず世界的なイノベーションとも言えるんです。

知識②フィンテックが生まれた背景

ではなぜフィンテックが近年話題になっているのか?

アナタも一度はこんな経験したことないですか?

Aさん「なんで銀行は15時で窓口終わるんだよ!平日のそんな時間に行けるわけないだろ!」

Bさん「15時過ぎたら入金は翌日ってなんで?もっと早く出来るだろ!」

Cさん「ハンコがかすれてるとかどうでも良い規定が多すぎ!」

などなど。今まで既存の金融機関は変化に対して保守的で、ブラックボックスだらけの業界でしたよね。

その不満に対してフィンテックという新興勢力が既存の金融機関を脅かすサービス展開をしているわけです。

既存の金融機関の無駄を省き、効率化されれば莫大な時間やお金などのコストを削減が出来るます。

ですのでフィンテックは、「既存の金融機関VS金融市場での新興の勢力」といった構図で、既存の金融機関以外を指すことが多いんです。

実際、日本の銀行員も金融業界に非効率な仕事の進め方に嫌気を差しており続々と退職者が出てきています。

大手転職エージェントへの銀行員の登録者が直近5年間で6倍になっているくらいですからね。。

銀行員を辞めたい人へ。辛い&辞めたいと感じる5個の理由とは?金融⇒異業種の転職が難しいのは嘘!鬱寸前なら今すぐ退職して人間らしい生活を手に入れよう!
「銀行員もう辞めたいな・・。でも銀行員は高収入だし安定もしているし迷う…。」 「銀行の古臭い体育会系の雰囲気とか、ノルマが厳しいやり方...

知識③フィンテックが生まれたのはリーマンショックがきっかけ?

フィンテック知りたい人
具体的にフィンテックはいつ頃生まれたの?

フィンテックは2008年9月のリーマンショック後に生まれたと言われています。

リーマンショックとはアメリカの大手投資銀行であるリーマンブラザーズ社の経営破綻を発端として世界的な金融危機の事象を総称しています。

リーマンショックをキッカケに金融業界の長い低迷が待っており、改善するための立て直しをしようとするも銀行の策は空回りの連続。

これら一連のことが今まで金融機関への不満と相まって更に大きくなっていきました。

またリーマンショックを気に、金融業界のシステム部門の多くの人員がリストラに遭うのです。。

リーマンショックで日本国内の外資系金融機関の従業員が2万8000人から2万人までと約30%リストラされたと言われています。

リストラされた元金融業界以外の人たちの多くが主にIT業界に移り「IT×金融」を融合させてフィンテックが誕生したと言われているんです。

1998年にオンライン決済の老舗企業であるpaypal(ペイパル)など設立されていましたし、国内でもおサイフケータイなんかもありましたね(笑)

ですがフィンテック普及のキッカケはあくまでもリーマンショック以後という向きが強いですね。

ちなみ日本のフィンテックは、下記のフェーズで普及が進んでいるとされています。

三井住友フィナンシャルグループによる日本国内のフィンテックの状況

参照:三井住友フィナンシャルグループ

日本におけるフィンテック普及の流れ

◆下記以前⇒フィンテック0.0(既存金融機関のみ)
◆1990年代以降⇒フィンテック1.0(既存金融機関がリーチできない領域にリーチ)
◆2015年以降⇒フィンテック2.0(既存金融機関の代替)

 
 
スポンサーリンク

知識④フィンテックはIT企業じゃないと駄目なの?

フィンテック知りたい人
フィンテックってIT企業以外はなれいないの?

いえいえ。何もIT企業だけがフィンテックとして金融分野で新規にサービス展開するわけじゃないです。

ただ、IT企業は既存の金融機関がもってない、ユーザー体験を提供するノウハウをもっています。

なので、IT企業がフィンテックのプレイヤーになりやすい傾向があるんです。

より良いユーザー体験をIT業界ではUX(ユーザーエクスペリエンス)と呼びます。

既存の金融機関のサービスに対する不満をIT業界のノウハウ(UX)を使えば解消しやすいという背景があります。

結局、既存の金融機関は自社のサービスを使ってもらい、自社に利益があるサービス展開した出来ません。

ですので、包括的なサービスや誰もが喜ぶ公平なサービスは作りづらいんです。

イノベーションのジレンマってやつですね。

既存の金融機関に対する不満を、IT業界のノウハウで埋めているというのがフィンテックを取り巻く現状になります。

実際アメリカでは、google(グーグル)・Apple(アップル)・Amazon(アマゾン)・Facebook(フェイスブック)などの企業を中心にシリコンバレーから先進的なICT(情報通信技術)を発信していますよね。

とはいえ、フィンテックと呼ばれるIT企業だけで既存の金融機関を完全に駆逐出来るほどの規模ではありません。

金融業界は金融庁からの免許など厳しい基準がありますからね。

ですので、既存の金融機関は「金融のノウハウを提供」、IT業界は「最適なユーザー体験を提供」。

このように互いに協力してフィンテックを形作っているのが今の状態です。

フィンテックは「提携」の時代に ?? 既存大手とスタートアップが相互補完」の記事にも詳しく書かれていますね。

補足
⇒フィンテックの7ジャンル&具体的な企業を知りたい人はココ
※タップするとフィンテックの企業紹介にジャンプします

知識⑤フィンテックがあれば銀行が不要になるって本当?

フィンテック知りたい人
フィンテックが普及すると銀行がなくなるってマジ?

フィンテックによる銀行不要論は最近よく聞くテーマです。

マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏も「銀行は将来必要なくなる」と発言していることも、銀行不要論の裏付けされることもあるくらい。

ですので、数十年単位でみると今の形での銀行はなくなる可能性はありますが、10年以内に完全に消滅するのは考えにくいです。

なぜなら銀行が担う業務があまりにも幅広すぎるから。いきなりフィンテックに全て置き換わるとは考えづらいですよね。

この後に詳しく書いていますが、フィンテックでは現在は銀行が担っている下記のような領域で日々進化しています。

銀行が担っている領域

  • 投資
  • 資産運用
  • 融資
  • 送金
  • 決済
  • 個人財務管理
  • 暗号通貨
  • 金融情報

ただフィンテックが普及してきたことで、数年前よりは各領域において、送金や決済そのものが気軽に利用できるようになっているのは事実。

昔ほど「銀行の窓口に行かなくなったな。銀行なんて要らないかも」と銀行の必要性に疑問を感じる人も増えてきているんです。

こちらの記事でも紹介していますが、三菱UFJ・みずほ・三井住友などの3メガバンクで合計3万2000人も人員削減を行うとすでに発表されています。

人員削減の要因として、日銀のマイナス金利導入や、アメリカ大統領のトランプ氏による規制緩和も影響していると言われています。

ですが、フィンテックやAI技術によって今まで銀行などの金融機関によって寡占化されていた業務が脅かされているのは事実。

フィンテックやAI(人工知能)などの技術が確立されれば、人件費よりも当然維持コストは下がりますし人間以上に作業は正確です。

さらに、銀行のように駅前一等地店舗も構える必要もなければ、銀行単体で3万人以上もの従業員を抱える必要もなくなってきます。

銀行自身もそういったことが分かっているので、大幅な人員削減にいちはやく動いているんです。

銀行の収益が大幅に悪化してきているので銀行員のノルマの詰めがひどい状況。

さらに逃げ出す銀行員が増えてきているわけです。。

銀行のノルマ&詰めの対策方法11選!ノルマ達成出来ずに辛いなら無理せず転職しよう!人気の転職先も5つ紹介
「オイ!おまえ今月のノルマどう達成するつもりだ!?契約取ってくるまで家に帰れるなんて思うなよ?」 と、銀行の仕事では当たり前のように「...

銀行が人員削減をすでに行っていることこそが、「今のままでは銀行の必要性がなくなるかもしれない」という危機感の表れともいえますね。

知識⑥フィンテックの問題点やデメリット

フィンテック知りたい人
フィンテック完璧過ぎない?デメリットないの?

ここまでフィンテックのメリットばかり記載してきました。もちろんフィンテックにもまだまだ解決しないといけない問題点はあるんです!

紹介していきますね。

問題点1:ITに疎い層は余計なコストがかかってしまう

ITに疎い人
PCもスマホも使えないからフィンテックなんて分からない…

確かにフィンテックが普及すれば既存の金融機関による、審査・手続きなどが簡素化されます。

ただ、フィンテックはあくまでもITを使えるユーザー向けのサービスであるということ。

そのため、ITを使いこなせない高齢者などの層は、フィンテックによって時間的・金銭的なコストがかかってしまう可能性もあります。

問題点2:個人情報流出のリスク

フィンテックが普及すればするほど、個人の健康情報・金融情報などが企業間でインターネットを介してやり取りされることになります。

確かに利便性は向上しますが、個人情報が今まで以上に流出する危険性が上がってしまうんです…。

瞬時にオンラインでの金融決済が出来るということは、裏を返すと犯罪組織など悪意ある人に狙われた場合も簡単に情報を抜き取られ可能性があるということ。

利便性の危険性は表裏一体。

フィンテックの普及とともに、フィンテック関連のセキュリティ対策も求められることは間違いので、セキュリティ技術の向上もこれからの課題となりますね。

スポンサーリンク

フィンテックが急速に普及している5つの理由

フィンテック知りたい人
でもなんで急にフィンテックが話題になるようになったの?

ここ数年一気にフィンテック界隈が活況となっており、ニュース記事などでも見かけるようになりましたよね。

フィンテックが活況になってきたのは主に5つ理由があるんです。紹介していきますね!

理由①コンピューターの性能の進化

1つはコンピュータの性能自体の進化。

ここ数年量子コンピュータと呼ばれる従来のコンピュータ(スパコン)の9000兆倍の性能が得られると言われているんです。

この量子コンピュータなどの高い演算能力を駆使して、消費者の動向・ニーズをキャッチ。

そのデータをプロダクト(商品)に高速に反映させることが出来ます。

ですので、フィンテックのサービス自体が優れたものになる傾向があるんです。

理由②スマートフォンの普及

2点目が爆発的なスマートフォンの普及。

日本のみならず世界中の人達が1人1台スマートフォンを保有する時代。

世界38カ国の調査のうち、37カ国においてスマートフォンの普及率は50%を超えています

世界中の消費者をターゲットに出来るためフィンテック普及の一助になっていると言われていますね。

「でも自分はフィンテックのサービスなんて使ってないけどなー」

と思うかもですが、後で紹介するように投資・銀行・送金・決済などあらゆるジャンルでフィンテックのサービスは広がっています。

アナタが知らず知らずフィンテックのサービスを毎日のように活用してしまっていることだってありえますよ(笑)

理由③エコシステムの機能

金融庁によるシリコンバレーのエコシステムの説明図

参照:金融庁

3つ目がフィンテック普及のためのエコシステムがしっかりと機能しているということ。

エコシステムとは、イノベーションを起こすために企業単独だけではなく多くのプレイヤーや企業が知識や知見を持ち寄り発展させること。

フィンテックの成長には下記のようなプレイヤーの参入が必要です。

フィンテックのエコシステムに必要なプレイヤー

様々なフィンテック関連企業が入り乱れながら、出資・買収・提携などの「エコシステム」が機能することが必須なんです。

エコシステムが機能していないと企業は急激な成長を望めないですからね。

日本では企業の売却・買収というとイメージが悪いですが、アメリカのシリコンバレーでは買収・売却というエコシステムは当然のこと。

むしろ業界の成長に欠かせないものなんです。

エコシステムが機能するかどうかもフィンテック普及には欠かせませんね。

スポンサーリンク

理由④APIの提供

APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略。

特定の手続きを行うだけで他社のプログラム同士がやりとり出来るようになることです。

APIの身近な例としては、グーグルマップ

各企業のホームページなどにグーグルマップが組み込まれており、簡単に地図を確認出来ますよね。

他にも、飲食店の口コミサイトである食べログの店舗の地図にはグーグルマップが埋め込まれているんです。

これはグーグルがグーグルマップのAPIを公開し、誰でも気軽に使えるようにしているため。

金融業界でも各銀行も、フィンテックの流れからAPIを公開しており外部サービスとの連携が出来るようになっているんです。

みずほ銀行とLINEによる、LINEでかんたん残高照会

金融機関で言うと、みずほ銀行がLINEのAPIを活用し「LINEでかんたん残高照会」というサービスを展開していますね。

補足
⇒送金ジャンルのフィンテックであるLINEPayの詳細はココ
※タップするとフィンテックの企業紹介にジャンプします

理由⑤国によるフィンテック推進の後押し

国としても積極的にフィンテックを推し進めたいと考えています。

2016年には、金融庁が銀行法など関連法令の改正(改正銀行法)して、利用者保護やテロへの資金流用防止などの改正案を閣議決定したんです。

何より、国としては2020年の東京オリンピックに向けてキャッシュレス化を進めたいという考えもあります。

なぜなら、日本のキャッシュレス決済の比率は主要各国と比較すると相当低い数字。散々たる数字ですよ…。

金融庁によるキャッシュレス決済比率の各国比較のデータ

参照:金融庁

世界各国のキャッシュレス決済の比率
日本:19%
◆韓国:54%
◆中国:55%
◆米国:41%

国としてもキャッシュ決済比率を上げるべく、クレジット決済端末の設置率を上げるような基本的なことを含めたフィンテックの後押ししているわけです。

フィンテック普及の国や金融庁の取り組み

日本政府や金融庁としてのフィンテックの取り組み

参照:金融庁

国や金融庁としてのその他のフィンテックの取り組みを一覧で紹介しているので気になる項目はチェックしてみて下さいね。

スポンサーリンク

フィンテックの世界各国の動きや投資状況が分かる3つのデータ

フィンテック知りたい人
フィンテックが盛り上がってるって聞くけど実感湧かないなー

というアナタ。日本ではまだまだこれからという感じですが、アメリカを中心に世界中でフィンテック企業に対する投資が1兆円規模で行われているんですよ!

具体的に紹介していきますね。

補足
⇒フィンテックの7ジャンル&具体的な企業を知りたい人はココ
※タップするとフィンテックの企業紹介にジャンプします

①フィンテックへの世界各国への投資金額

「フィンテックへの投資って具体的にどれくらいなの?」

と気になる人もいると思うので、2016年での主要各国への投資金額を確認しておきましょう。

金融庁による世界各国のフィンテック企業への投資金額

参照:金融庁

フィンテック関連企業への世界各国の投資額

◆アメリカ:1兆1221億円(12,212百万ドル)
◆イギリス:974億円(974百万ドル)
◆ドイツ:770億円(770百万ドル)
◆フィンランド:65億円(65百万ドル)
◆シンガポール:69億円(69百万ドル)
日本:65位億円(65百万ドル)

世界各国の2010年から2015年までのフィンテックへの投資額の推移

参照:アクセンチュア

上記は2010年から2015年世界の各地域におけるフィンテックへの投資金額になります。

2010年の1791百万ドルから、2015年の22,265百万万ドルと5年間で約12倍の増加していることが分かりますね。

また、グラフのオレンジ色が北米への投資額。北米といってもほぼアメリカなのですが、投資額の全体の2/3程度を占めいるんです。

2015年になりようやく、アジアやヨーロッパへの投資も盛んになってきています。

②アジアでのフィンテックの投資状況

アジアにおけるフィンテックの投資状況

参照:https://news.europawire.eu

2016年1-7月におけるアジアに限定したフィンテックへの投資額のデータになります。

中国・香港への投資は日本の132倍もの額となっています(笑)

日本のフィンテック企業を伸ばすにはもっともっと投資を呼び込まないと行けない状況ですね。

③世界各国でのフィンテックの導入状況

ここからは世界各国で「どのような企業」が、「どのようなフィンテックのサービス」を展開しているのか?を紹介していきますね!

◆中国のフィンテックの状況

アリペイの決済方法

参照:アリペイ

中国では、売上が4兆2800億円と超巨大企業のアリババグループが運営するアリペイというサービスが一番国内で利用されているサービス。

アリペイのユーザー数は2017年の発表で5億2000万人もいるんです(汗)

アリペイの利用方法としては、スマホでアリペイのQRコードを表示して専用端末で読み取るだけでお会計が出来てしまします。

また中国でこれだけアリペイが普及した理由は「既存の金融機関や、偽札じゃないの?」という不信感。

アリペイの方が信頼出来るという皮肉な状態なんです(汗)

スポンサーリンク

◆香港のフィンテックの状況

香港のGDPに占める金融産業の割合は15.5%

参照:在香港日本国総領事館・経済班

香港は世界有数の金融大国。

GDP(国内総生産)に占める金融の割合は15.5%と、日本の4.2%と比較すると非常に高い水準となっています。

GDPに占める金融の割合が多いですから、フィンテックを積極的に導入すれば経済へのインパクトも大。

必然的に投資額も多くなっていくのも頷けますね。

■インドのフィンテックの状況

インドは元々ITのスタートアップが盛んな国

背景としてカースト制度が未だに根付いているので、カースト階級は低いけど優秀な人達がIT業界で起業していくのです。

ITに流れていた優秀な人材が、世界的に勢いのあるフィンテックに流れていくのも自然なこと。

インド政府としても、アドハーと呼ばれる12桁の国民IDシステムを導入し、行政サービスや社会保証の効率化を目指しています。

日本でいうマイナンバーのようなものですでに10億人が登録しているんです。

こういったこともあり、インドのフィンテック導入率は52%で世界2位(日本は14%)となっています。

■イギリスのフィンテックの状況

ヨーロッパのフィンテック関連企業の投資状況

参照:https://www.institutionalinvestor.com

上記は、2014年と少し古いデータですが、ヨーロッパにおけにフィンテックの投資状況です。

水色の丸が「イギリス」です。このデータを見ても分かるようにヨーロッパにおけるフィのリーダーは間違いなくイギリスとなります。

ロンドンはヨーロッパだけではなく世界有数の金融都市ですから当然です。

また、イギリス政府としてもフィンテックを積極的に導入しようとしており、2014年には当時の財務大臣が「フィンテック中心国を目指す」と宣言しています。

実際2018年には、「フィンテックブリッジ」と呼ばれるオーストラリアとイギリスの間で締結されました。
フィンテックブリッジとは、進出する国においての営業ライセンス取得や現地での人材採用をサポートする内容となっています。

また2019年3月に予定されている、イギリスのEU離脱(Brexit)も結果的にイギリス国内でのさらなるフィンテック普及のキッカケとなる可能性もあります。

EU離脱することで起こる問題点は、「シングルパスポート」のシステムが廃止されること。

シングルパスポートとは、EUに加盟している各国で免許を取得した金融機関は、EU加盟国内であれば、支店の設立や金融商品の販売は自由に出来るというもの。

シングルパスポートがあればEU加盟国内で一気にシェアを伸ばせるチャンスがあったのでそれがなくなってしまうのはダメージとして大きいです。

ですが、逆境をチャンスとして新しい方法を模索する中でフィンテックが伸びる可能性もあるわけです。

■スウェーデンのフィンテックの状況

北欧は日本とは比較にならないほどのキャッシュレス社会

なんとスウェーデン国内での現金の使用率は1.7%と言われており、現金を使える店を探すほうが難しい状態です(笑)

日本に現金使用率は49%なので比較にならないほどキャッシュレスが進んでいます。

スウェーデンでこれだけキャッシュレスが進んだ理由は、2012年からサービス開始した「Swish」です。

Swishはスウェーデンの主要6銀行の共同制作されたアプリ。

口座番号は不要で、携帯電話番号と、スウェーデンで普及している「Mobile Bank ID」という個人認証セキュリティアプリがあれば送金出来るという便利さ!

当然ユーザーの利用料金も無料なんです。

人口960万人のスウェーデン国内において、約470万のアカウントがある圧倒的な普及率の高さも凄いですよね。

このアプリがあれば日常の買い物はもちろんのこと、フリマの支払い・慈善団体の寄付・お祭りの屋台での支払いまで出来るんです。

スポンサーリンク

■銀行口座を持てない途上国

途上国での貧困層でのフィンテックの状況も紹介しておきますね

フィンテック知りたい人
いやいや途上国でフィンテックなんて普及しないでしょ!?

と思うかもですが、既存の金融機関自体が発展してない途上国の方が制約がないぶん普及しやすいんですよ。

まず低所得のため銀行口座を持てない「アンバンクト」という呼ばれる人たちが世界中で24億人ほどいると言われています。

ですが、銀行口座は持てないけど、送金手段は必要ですよね。

そこで各国独自の送金手段が発展しているんです。

例えば、ケニアではモバイル決済率が74%という高水準。

中でも「M-PESA(エムペサ)」と呼ばれる決済手法は、普及率50%を超えるとされています。

それだけ多くの人が、銀行取引や決済を行っているんですね。

また2015年のネパールでの大震災のときには、アメリカ赤十字ではビットコインでの寄付を受けて、ビットコインだけの寄付金が2,000ドル以上になったと報告されています。

フィンテックは先進国だけの話ではなく世界各国で普及しつついることがよく分かりますね。

「金融関係者」に1番よく読まれている記事

銀行員を辞めたい人へ。辛い&辞めたいと感じる5個の理由とは?金融⇒異業種の転職が難しいのは嘘!鬱寸前なら今すぐ退職して人間らしい生活を手に入れよう!
「銀行員もう辞めたいな・・。でも銀行員は高収入だし安定もしているし迷う…。」 「銀行の古臭い体育会系の雰囲気とか、ノルマが厳しいやり方...

フィンテック7ジャンルのまとめ&国内フィンテック企業の業務内容

フィンテック知りたい人
で、具体的に日本にはどんなフィンテックの会社があるんだよ?

というのは気になることろ。

フィンテックにも様々なサービスがあるので、サービス別に企業を紹介していきますね!

ジャンル①個人や事業者向けの「お金の管理のフィンテック」

内容:個人の家計や資金をオンラインで管理出来るフィンテック。

資金管理の国内フィンテック企業

マネーフォワード
zaim
Money tree
free
おカネレコ
Dr.Wallet
VELC 
Make Leaps 

「家計簿アプリ」とも言われるサービスになります。

海外のフィンテック業界では、「PFM(Personal Financial Management)」とも呼ばれますね。

「でも今までの家計簿なにが違うの?一緒でしょ?」

と思うかもですが、今までの家計簿と違うのは、銀行・クレジットカード・証券会社など外部サービスと連携出来る点。

アプリ1つで自分の資産管理がワンストップで出来てしまうので、既存金融機関にはないサービス。

まさにフィンテックと言えますね。

では以下から一部フィンテックサービスの特徴を紹介していきますね!

1:マネーフォワード(家計簿サービス)

フィンテックの資産管理サービスであるマネーフォワード

マネーフォワードは、個人向けと法人向けの財務管理ソフトである「MFクラウド」の2種類があります。

個人向けでは、家計簿管理の機能がメインとなります。

銀行やクレジットカードの情報を登録することで、お金の流れをアプリ1つで一元管理できちちゃいます。

光熱費や食費など利用明細ごとに、自動的に分類されるので、「何の項目に?何円つかったのか?」かが一目瞭然。

フィンテックであるマネーフォワードのサービス紹介

面倒だった家計簿をスマホアプリで簡単に作れてしまうので、お金の利用先が明快となり、節約にも繋がるんです。

現在では、銀行・クレジットカード会社・証券会社など合計2670もの外部サービスと連携してます。

なのでマネーフォワードのアプリを開けば、「銀行の残高照会」「クレジットカードの利用明細」などの1つのアプリでチェックすることが出来るってことですね。

しかも一度設定してしまえば自動で連携した外部サービスからデータを読み込んでくれるので、リアルタイムのデータを確認出来るスグレモノ。

「でも自分の口座情報を提供するのは怖いな…

という人にも安心して使ってもらえるように、セキュリティ強固にしたりや法律の専門家とタイアップしているので安心して使うことが出来ますよ。

2:Money tree(家計簿サービス)

フィンテックの資金管理サービスのマネーツリー

Money treeもマネーフォワードの個人向けの家計簿作成アプリです。

基本的な機能はマネーフォワードと同じですが、強みとしてはセキュリティに優れていること。

国内初のTRUSTeという国内初のプライバシー認証機構を取得しています。

ただ、家計簿作成の機能としてはマネーフォワードの方が使いやすい印象ですね。

3:free(事業者向け)

フィンテックの事業者向け確定申告サービスのfree

freeは元Google社員だった佐々木氏によって開発されたクラウド型の会計ソフト。

個人でも利用できますが主に事業者向け(個人事業主・中小企業)の財務管理のソフトになりますね。

専用アプリを使えばスマホ・タブレットでも経理作業が出来るサービスなんです。

マネーフォワードにも事業者向けの財務管理ソフトはありますが、freeの特徴としては自動仕分け登録機能。

決まった仕分けに関しては1個1個選択しなくても自動で仕分け出来る仕組みとなります。

これメチャクチャ楽です(笑)確定申告の作業自体が1/3になったイメージですねw

今まで社内の経理担当者の人間の手で1件ずつ仕分けを行っていたものが、自動で仕分けや記帳が出来るよるんです。

なので、経理コストの大幅な削減に繋げれますからね。

ですので個人事業主であれば税理士に依頼せずにともに1日で確定申告の申告書の作成が出来ますよ。

中小企業であっても専任の経理担当を採用せずとも、支出や取引先の数が多くなければ社長自身が1日10分ほど作業していけば経理作業は完了しますからね。

4:MFクラウド(事業者向け)

事業者向けのフィンテックであるMFクラウド

マネーフォワードの事業者向けのサービスである「MFクラウド」は、確定申告時に帳簿作業が自動坂される会計ソフトです。

フリーランスや自営業者に人気のサービスですね。

仕組みは上で紹介したfreeと同じサービスになり、登録している銀行口座やクレジットカードの利用履歴を自動取得し、貸方・借方まで入力してくれるんです。

面倒な帳簿作成をサポートしてくれますね。

スポンサーリンク

ジャンル②投資ロボアドバイザーや「資産運用のフィンテック」

人工知能の学習機能で投資を行ってくれるサービス。

最近の投資の世界では「モダン・ポートフォリオ理論に基づいて分散投資をすると投資対効果がよくなる」という手法が一般的となっています。

とはいえ、人間の投資は感情や理性が働いてしまい、適切な分散投資を完璧に行うのは難しいですよね。

「もっと売らずに持っていたら株価が上がるかも…!」

という期待ですねw

なので、資産運用自体を人工知能(AI)に任せてしまうのが、資産運用のwebサービスなんです。

このことをロボ・アドバイザーという呼ぶことも増えてきました。

「貯蓄から投資へ」と叫ばれて久しいですが、日本はまだまだ貯蓄思考。

平成14年と少し古いのですが内閣府の世論調査によると投資を一度も行ったことがない人の割が79.7%なんです。

投資未経験者のユーザーを増やしていくためには、UIや文言を分かりやすいものにするのは当然のこととして、資産運用そのもの学習機会を設けることも必須ですね。

とはいえ、銀行なら「預金取扱等金融機関」。

証券なら「金融商品取引業者」などの免許を金融庁から交付を受けないといけないので参入障壁は相当高いです。

ですので、他のフィンテックのセグメントと比較しても「投資」「資産運用」のフィンテック企業は少なめ。

参入障壁が高い分、仮に自社のシェアを獲得できれば高収益を期待できるジャンルのため世界的にも投資額は半端ないです(笑)

国内でも「ウェルスナビが45億円」「お金のデザインが59億円」「One Tap BUYが25億円」の出資金を集めているので今後の伸びが期待できるジャンルと言えますね。

1:ウェルスナビ(資産運用)

資産運用のフィンテックであるウェルネスナビ

https://www.wealthnavi.com/

ウェルスナビは、ノーベル賞受賞者の理論に基づき膨大なビッグデータのなからロボ・アドバイザーが最適なポートフォリオを組んでくれるサービスです。

データに基づいてロボアドバイザーが売買をしてくれるので、人間のような欲求や感情は皆無。

合理的ではない投資行動は一切せずに淡々と投資収益を高めてくれるんです。

投資対象項目は、株・債権・投資信託・商品先物(コモディティ)など多種多様。

投資額やリスク許容度などの質問に回答していくと、下記のような30年間運用した場合の収益のシュミレーションも無料で確認することが出来ます。

■投資額1380万円での30年間のシュミレーション

ウェルスナビの30年間の投資シュミレーション

■投資のポートフォリオ

ウェルスナビのポートフォリオ

1380万円の投資額が70%の確立で2696万円になると書かれてますね。

「ホントかよ!?w」とかなり半信半疑でありますが、具体的なポートフォリオも紹介されてますから投資イメージはしやすいです。

またアメリカではこういったロボアドバイザーの業者は投資顧問業者の登録していますし、日本でも金融商品取引法上の登録も済ませているので金融庁お墨付きのサービスですね。

2:Donuts(ドーナツ:保険提案)

保険相談のフィンテックであるドーナツ

ロボット保険アドバイザーの「ドーナツ」では、ロボアドバイザーが生命保険・火災保険・自動車保険など最適な保険商品の提案をしてくれるんです。

今までの保険の相談って、保険代理店の営業や銀行の窓口に相談して提案を受けるのが一般的でしたよね。

ですが、Donuts(ドーナツ)のようなサービスでは自宅にいながら、webサイトやスマホアプリを開くだけ。

いつでもどこでも保険などの金融商品の提案を受けることが出来るんです。

「保険ってなんか胡散臭いだよな…」

と感じる人の多くが、保険代理店側の販売手数料の高い商品を勧められると警戒するからです。

その点ロボアドバイザーはビッグデータに基づいた最適な提案がされるので、保険の不透明感は限りなく少なくなりますね。

ユーザーにとって信頼性が高くなので今後期待されているサービスです。

3:アクサダイレクトスマートドライブ(自動車保険)

保険のフィンテックであるアクサダイレクトスマートドライブのサービス紹介ページ

アクサダイレクトスマートドライブは、安全運転度合いに応じて保険料が決まるフィンテックサービスです。

「でも安全運転度合いなんてどうやって測るんだよ!?」

と思いますよね。

方法としては、保険に加入している自動車に専用端末を取付、スマホアプリと連携し運転の安全度を測ることで保険料を決めるというものです。

急ブレーキ、急発進の回数などの安全運転診断がされ、安全に運転している加入者の保険は安く、危険運転している加入者の保険料を高く設定されるんです。

スポンサーリンク

③融資・ソーシャルレンディング等の「お金を集めるフィンテック」

ネット上の審査のみで融資を受けることが出来るサービス

融資・資金集めのフィンテック

〈ソーシャルレンディング〉
maneo
AQUSH
Crowd credit
Crowd Bank
セキュリテ
Lucky Bank
SBIソーシャルレンディング
Lending CLub

〈クラウドファンディング〉
kickstarter
CAMPFIRE
Makuake
Readyfor
FAAVO

◆ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとはインターネット上で、お金を借りたい人や会社(借り手)、お金を増やすために運用したい人(貸し手)をマッチングさせるサービスです。

借り手と貸し手を1対1でマッチングさせるものではなく、貸し手から最低1万円などの小口の出資額を募ります。

ある程度まとまった資金になると、企業や個人に融資するんです。

今まで個人が企業に融資するなんてことはできませんでしたが、ソーシャルレンディングの仕組みを使えば最小で1万円からで投資可能。

仮に融資した金額の15%を貸出金利として得ることができれば、ソーシャルレンディングの運営会社に手数料5%を支払っても、出資者は10%で投資運用が出来るというものです。

また借り手の立場からみてもメリットが多いんです。

例えば、創業間もないスタートアップ企業がまとまった資金調達をしようとすると、会合やピッチイベントなどに登壇しVC(ベンチャーキャピタル)に対するアピールをしないといけないんです。

そういった場所でアピールしても必ずしも出資を受けれるわけではないので、ソーシャルレンディングも活用し幅広い資金調達の手段を持てるようになるんですね。

◆クラウドファンディングとは

一般的な資金調達のクラウドファンディングの違い

参照:朝日新聞

クラウドファンディングとは、「作りたいサービス」や「解決したい社会問題」などプロジェクトや相手を持つ人達が、インターネットの専用サービスを使い資金を募る方法です。

フィンテック知りたい人
それって銀行から融資してもらうのと何が違うの?

と思うかもですが、クラウドファンディングは融資とは違い寄付するタイプのものもあるんです。

起案者「〇〇のサービスを作りたい!」
支援者「いいじゃん!資金出すよ!」
起案者「ありがとう!完成したら商品を無料でプレゼントするよ!」

といった支援者からの寄付に対して、寄付額に応じて返礼品を贈るというのがクラウドファンディングの特徴なんです。

社会的意義があるサービスや、みんなが面白がるサービスなんかは数千万規模の資金を集めることが出来るんですよ。

1:maneo(ソーシャルレンディング)

ソーシャルレンディングのフィンテック企業のmaneo
maneoはソーシャルレンディングのパイオニアとして2008年からサービスを展開して実績ある企業です。

2011年までは個人間の融資だけを行っていましたが、それ以降は法人向け融資に軸足移していますね。

特筆すべき実績としては、直近3年間の貸し倒れ0件という実績があるということ。

やはり資金を提供する立場としては、貸し倒れにより投資資金を回収できないのは絶対に避けたいですからね。

2:SBIソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングのフィンテック企業であるSBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、ネット証券の口座開設数No.1のSBI証券のグループ会社になります。
SBI証券での投資ノウハウをソーシャルレンディングでも活かして以下の特徴がありますね。

  • 「最低1万円からの投資」
  • 「予定年利は3.2%-10%」
  • 「毎月の利益の分配」

3:Crowd credit(ソーシャルレンディング)

ソーシャルレンディングのフィンテック企業であるcrowd credit

Crowd creditもソーシャルレンディングサービスを展開する企業なのですが、特徴としては海外の投資案件が多いということ。

海外案件なので案件次第では為替リスクをヘッジし、高利回りを期待できるサービスといえます。

最低投資額は1万円からで、最低運用期間は7ヶ月。

他のソーシャルレンディングよりはハイリスクハイリターンを狙う投資家に人気のサービスとなります。

4:Lending CLub(ソーシャルレンディング)

ソーシャルレンディングのフィンテックであるlending club

Lending CLubはアメリカのソーシャルレンディングサービスです。

仕組は上記で紹介した融資の方法と同じ。

特徴としては、借り手の申請者の審査が独特ということです。

「ちゃんとお金を返してくれる信用できる人かどうか」

といこと、クレジットカードの信用情報はもちろんのこと、ECサイトの購買履歴などもチェックし審査を行っているんですよ。

5:kickstarter(クラウドファンディング)

クラウドファンディングのフィンテックであるkickstarter

クラウドファンディングとは、インターネット上で資金提供や支援を呼びかけて、資金提供額に応じてお礼をするというものです。

クラウドファンディングの5種類

  1. 寄付型
  2. 購入型
  3. 融資型
  4. ファンド投資型
  5. 株式投資型

「魅力的なアイデアやプロジェクトはあるけど、資金が足りない」

という個人や組織に対して支援者を募るというものです。

そのクラウドファンディングの1社としてアメリカのkickstarterがあり、累計2567億円ものお金が動いている世界的なサービスとなります。

スポンサーリンク

ジャンル④送金・決済のフィンテック

個人間で送金できたり、決済サービスを作れるサービス。

送金・決済のフィンテック企業

〈送金〉
LINE Pay
PAY.JP(旧:Web Pay)
paidy
kyash
Liquid Pay
BASE

〈決済〉
楽天ペイ
Coiney
SPIKE
Square

◆送金サービスとは

個人間で気軽に送金できるようになったのがこのジャンル。

既存の金融機関だと、金融機関・口座番号・口座の氏名などを聞かないと送金できない上、数百円の送金手数料までかかってしまう非常に使いにくいサービスでしたよね。

振込みの時には、わざわざATMに行って、銀行の窓口などで支払いという無駄がばかり。

ですが、同じプラットフォームで繋がっていると、わざわざ口座情報を聞く必要もなければ、新規でアプリをインストールして、アカウント作る必要もなし。

さらに金融機関を介さず送金できるので24時間365日送金可能。

関東であればPASMOやSuica、関西であればICOCAなどの交通系電子マネーも普及しています。

ですが、オンラインで全て送金や決済を完了させることが出来る可能性があるこのジャンルの将来性は非常に期待されていますね。

◆決済サービスとは

送金できる仕組みがあるということは、決済システムも簡単に導入出来るということ。

しかもクレジットカードも不要でスマートフォンやPCだけあれば誰でも決済サービスを使えるサービスもあるんです

1:LINE Pay(送金)

送金サービスのフィンテック企業であるLINEpay

現在で、誰もが使っているプラットフォームでいうとまさにLINEですね。

LINE Payを使えば、すでに繋がっている友達同士に手数料無料で簡単にお金を送り合うことも出来るわけです。

ちなみに、2016年の総務省のデータでは日本国内のスマートフォンの普及率は56.8%

スマホユーザーの約8割はLINEをインストール済みなのでLINE以上に個人間での気軽な送金手段はないかもしれませんね。
先行するサービスとしては、中国のアリババが運営するアリペイなんがありますね。

2:Kyash(送金)

送金サービスのフィンテックであるkyash

Kyashは、個人間での送金サービスになります。

店舗での支払いはもちろんのこと、気軽に個人間で送金をスマートフォンのアプリで出来ることが特徴。

Kyashの使い方3ステップ

①送金・請求の画面開く
②送金する金額を設定するとリンク(URL)が自動生成
③SNSや電話番号などの連絡先が分かれば相手先にリンク送信

この3ステップで送金ができ、しかも送金も完全無料。

kyashのアプリを使ってない人にでも送金できるんですよ。

電話番号・メールアドレスが分からなくても、LINEやFacebookのMessengerを使えば送金出来ますから気軽ですね。

送金が気軽に出来るということは割り勘も簡単に出来るということ。

わざわざ銀行口座を聞いたり、両替をしたりといった手間も不要なんです。

3:Liquid Pay(リキッドペイ:指紋決済)

指紋決済のフィンテック企業であるLIQUID PAY

Liquid Payは指紋認証を使った決済サービス。

決済のために指紋をIDとして使うなんて先進的ですよね!

使い方としては至ってシンプル。事前にLiquid Payのスマホアプリにクレジットカードを登録。

指紋決済を導入している店舗で、指紋をかざすだけで決済が完了するという手軽さなんです。

クレジットカード以上に指紋決済を使えば、不正利用がされることが少なくるとも言われています。

とはいえ、指紋とはいえ指先が濡れていたり汚れたりするとリーダーが正確に反応せずに決済出来ないこともあるんです。

また、今後技術が進化すれば指紋を偽造するといったことも100%ないとは言えません。

悪用の危険性に対する対策も今後の課題となりますね。

4:楽天スマートペイ(決済) 

決済のフィンテック企業である楽天ペイ

楽天ペイは、専用のアプリをスマートフォンにダウンロードしておけばクレジットカード不要でモバイル決済できるサービスです。

モバイルPOSと呼ばれるとも呼ばれていますね。

楽天ペイ対応の店舗で、自分専用のバーコードを見せてレジで読み取ってもらったり、店舗から提示されたQRコードをかざすだけで支払い完了。

また導入店舗としても、クレジットカードを読み取る決済端末の導入なども必要ないですし、携帯電話やwifiなど回線の電波で決済が出来ますね。

Android・iphoneのスマホやタブレットの先端に小さな危機を取付しクレジットカードを読み取るだけで決済を行うことが出来ます。

さらに、楽天ペイはオンライン通販の楽天市場の関連サービスなので、支払いに楽天ポイントも使用することも可能。

また、楽天ペイを導入する店舗側の負担も少なく、初期・月額費用も無料という導入の手軽さ。

決済手数料が3.24%~だけ必要なので、他のサービスよりは安く利用できるんです。

5:Coiney(決済)

決済のフィンテック企業であるcoiney

Coineyも決済サービスとなります。

基本的な機能は楽天ペイと同じなのですが特徴としては、「PCI DSS ver 3.2」という国際セキュリティ基準に完全準拠しているセキュリティの高さ。

ただ、入金サイクルが楽天ペイと比較するとかなり遅め。

入金サイクル比較
◆楽天ペイ⇒翌日入金
◆Coiney⇒手動手続きで最短12日後

この辺りがデメリットのサービスとなります。

6:Square(決済) 

決済のフィンテック企業であるSquare

Square(スクエア)は読み込みのリーダーがコンビニでも売られていたりで、普及が徐々に進んでいるサービスです。

仕組みとしては、楽天スマートペイやCoineyなどと同じですが、Squareは専用端末は必要ありません。

スマートフォンやタブレットの先端にクレジットカードのリーダーを設置するだけで読み込むことが出来るんです。

クレジットカードリーダー導入のために数十万円の設置費用を支払う必要もなく、決済手数料も安く抑えることが出来ますね。

同様の他社のサービスとして、リクルート社のAirPAYなんかがありますね。

7:SPIKE(決済)

決済のフィンテック企業であるSPIKE

SPIKEという決済サービスでは、月間10万円までの売上であれば、初期費用・月額固定費・決済手数料も完全無料で使えるんです。

※10万円超過分の手数料は3/9%+30円/件

スポンサーリンク

⑤暗号通貨などへのお金の交換のフィンテック

仮想通貨の取引が出来るサービス

仮想通貨のフィンテック企業

coincheck
bitbank
bitFlyer
DMM Bitcoin
Liquid by Quoine(旧:QUOINEX)
GMOコイン
BINANCE
bittrex
Zaif
coinbase
kraken

◆ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンという技術を使って、仮想通貨の売買の取引所を運営するジャンルですね。

ブロックチェーンとは不特定多数のサーバー(ノード)が記録したり分散管理された暗号化された取引データのこと。

不正や改ざんが、低コストにも関わらず見破りにくいという利点があるんです。

さらにサーバダウンなどのトラブルが起こっても、他のサーバーが保管できる仕組みなので、取引の中断が起こりづらい点も魅力。

◆仮想通貨とは?

またブロックチェーンの技術を使った通貨が仮想通貨。

仮想通貨は分散型のP2Pネットワークでの鳥引くが可能な通貨なんです。

海外送金の手数料や時間などが大幅に短縮される画期的な通貨です。

ですがデメリットもあります。

中央銀行のように管理する機関がなく、金融庁など当局の規制・監視が及びづらくマネーロンダリングの原因となるのでは?とも言われているんです。

この後にも詳細を書いてますが、コインチェックマウントゴックスのハッキング事件などもありますからね

このような問題もあり、仮想通貨は一時下火になるかと思いきやまだまだ発展途上のサービス。

仮想通貨が普及すると銀行が不要になる!?」の記事にもあるように、三菱UFJ銀行が独自仮想通貨「MUFGコイン」を発行したり、みずほ銀行がソフトバンクと共同出資で「Jコイン」を発行したりと徐々に盛り上がりを見せているジャンルなんです。

1:bitFlyer(仮想通貨取引所)

仮想通貨のフィンテック企業であるbitflye

bitFlyer成海璃子をイメージキャラクターとして盛んにCM放映し一気に知名度を伸ばした国内の仮想通貨取引所になります。

bitFlyerには、SBI・三菱UFJ・三井住友海上・電通・GMO・リクルート・みずほ・第一生命など名だたる企業から平成28年4月段階で総額30億円に出資を受けていますね。

さらに資本金は41億円と、世界中の仮想通貨取引所でも2番目の資本金の多さなんです。

2:coincheck(仮想通貨取引所)

仮想通貨のフィンテック企業であるcoincheck

coincheckといえば巨額ハッキング事件ですね。

2018年の前半にcoincheckでNEMという仮想通貨がハッキングされ580億円の被害を出したという報道がありましたね。

ですが、特徴としては国内ではトップクラスの取扱コインの多さ。

ビットコインイーサリアムリップルなどの有名コインはもちろんのこと、Liskといったライトコインの取扱もあります。

ただ、やはりハッキング事件の印象の悪さは拭えませんね。マネックス証券が36億円で買収したので今後に期待ですね。

3:bitbank(仮想通貨取引所)

仮想通貨のフィンテック企業であるbitbank

bitbankも仮想通貨取引所で、他の取引所との違いとしては取引手数料の安さ。

取引手数料は無料のキャンペーンを定期的に行っているので、取引しやすいのがメリットですね。

他の取引所のように手数料が発生すると購入直後に損する形になります。

例えば、1Bitcoinを100万円で購入した場合。bitFlyerでは0.11%になり、手数料は1,100円。

つまり99万円8900円からのスタートになりますね。

その点bitbankは手数料無料ですから継続的に取引する場合は手数料だけでも大きな違いとなるんです。

スポンサーリンク

⑥金融情報のフィンテック

世界中の企業の資産や財務状況を簡単に調べられるサービスです。

金融情報のフィンテック企業
SPEEDA
ZUU
NOWCAST

金融情報のフィンテックサービスが優れている点は、今まで金融機関だけが保有していた個々の企業の財務状況を一元でチェックできるという点。

企業への投資、経営戦略の立案、市場調査などのときに非常に役立つサービスなんです。

とはいえ財務情報が辞書のように羅列されていただけでは読む気がしませんよね。。

なので、難解で大量の情報を整理し読みやすいUIになっているのが既存の金融情報と異なる点なんです。

⑦ユニバーサルクレジットカードのフィンテック

所持している複数のクレジットカードを1枚に集約できるサービスです。

ユニバーサルクレジットカードのフィンテック企業

・Coin(コイン)
・Stratos(ストレイトス)
・Plastc(プラスティック)
WhiteCard(ホワイトカード)
SWYP
Fuze Card
※リンクがない企業は既にサービス停止

◆ユニバーサルクレジットカードの使い方

ユニバーサルクレジットカード1枚あれば複数のカードを1枚にまとめれちゃうんです。

クレジットカード・デビットカード・会員カード・ポイントカード・カード型キーなどあらゆるカード情報を1枚に集約し最大20枚まで登録可能。

フィンテック知りたい人
でも20枚ものカード情報をどうやって1枚のカードで使うんだよ!?

と思うかもですが、ユニバーサルクレジットカードには、カードの券面の1/3ほど大きさの小さなタッチスクリーンがついているんです。

このタッチスクリーンをスライドして使いたいカードを選択。

選択ができればあとは通常のクレジットカードの使い方と同じで店員さんに渡せば決済することが出来ますよ。

◆ユニバーサルクレジットカードの安全面

フィンテック知りたい人
でもカードをまとめるなんて危険じゃないの?

と思うかもですが実は安全なんです。

セキュリティ面。ユニバーサルクレジットカードの方が危険のような気もしますが、実は裸のクレジットカードを持つ方が危険と言われています。

ユニバーサルクレジットカードはスマホでの連携機能や、カード本体でのロック機能などもあるんです。

仮に紛失してしまっても、遠隔操作で持ち主自身が利用を停止させてしまうことも出来ます。

クレジットカードの場合だと不正利用されないように、1社ずつ紛失の連絡もしないといけませんがそのような面倒なこともありません。

◆ユニバーサルクレジットカードの開発が中止!?

非常に期待できるサービスなのですが、2018年現在ではほとんどユニバーサルクレジットカード会社は開発を中止してしまっています。

理由は、想定以上の開発資金が必要だったり、ApplePayGooglePay(旧:Android pay)などのユニバーサルクレジットカードのような決済サービスも広がりつつあるためです。

ユニバーサルクレジットカードといっても物理カードなので常に持ち歩く必要があります。

その点、スマホでモバイル決済できればユニバーサルクレジットカードより楽に決済が出来てしまいますからね(笑)

番外編:その他のフィンテックサービス

すでに普及していますが、下記のようなサービスもフィンテックと言えますね。

おサイフケータイ⇒電子マネーと携帯電話を使ったサービス
・ネット銀行⇒楽天銀行住信SBIネット銀行など実店舗を持たない銀行

◆その他の海外ののフィンテック企業

海外のフィンテックサービス一覧

参照:https://venturescannerinsights.wordpress.com

スポンサーリンク

フィンテックを学ぶための書籍5選

フィンテック知りたい人
フィンテックのことをもっと専門的に勉強したい!

というアナタは、下記で紹介しているフィンテック専門書籍で勉強してみて下さいね。

どの書籍も評判の良いものです。

①フィンテック革命

FinTech革命 増補改訂版(日経BPムック)

FinTech革命 増補改訂版(日経BPムック)

2,052円(11/21 18:14時点)
発売日: 2016/09/02
Amazonの情報を掲載しています

ちょっと難しめのフィンテックの話が中心ですが図解も多く入っているので理解はしやすいです。

日本のフィンテック企業だけではなく、国内のメガバンク、アメリカなどの海外のフィンテックのキーマンなど様々な立場の人にインタビューをしています。

フィンテック初心者が学ぶというよりは、ある程度フィンテックのことを理解している人が読むべき本ですね。

②フィンテックの教科書

まるわかり FinTechの教科書

まるわかり FinTechの教科書

丸山 隆平
1,404円(11/21 18:14時点)
発売日: 2016/07/28
Amazonの情報を掲載しています

フィンテックの法律や、日本のフィンテック企業、国内大手ITベンダーや金融機関のフィンテックへの取り組みなどフィンテックのことが網羅的に書かれた本です。

日刊工業新聞の現役記者である丸山隆平氏が調べた独自のフィンテックへの思いなどが伝わってきますね。

③フィンテック入門

FinTech入門

FinTech入門

辻 庸介, 瀧 俊雄
1,400円(11/21 18:14時点)
発売日: 2016/04/14
Amazonの情報を掲載しています

資産管理のジャンルにおいて日本のフィンテック業界のトップランカーであるマネーフォワードの社長辻庸介氏と、取締役瀧俊雄氏による書籍です。

当然マネーフォワードの宣伝が中心にはなりますが、初心者にも分かりやすくフィンテックのことマネーフォワードのことが書かれているので読みやすい本になりますね。

④FinTechと金融の未来

FinTechと金融の未来 10年後に価値のある金融ビジネスとは何か?

FinTechと金融の未来 10年後に価値のある金融ビジネスとは何か?

大和総研
2,376円(11/21 18:14時点)
発売日: 2018/03/30
Amazonの情報を掲載しています

大和総研が書いた、フィンテックの10年後の予想図が書かれた書籍になります。

シンクタンクによって書かれた書籍なので図解も少なく、言葉遣いも難しいですが、「フィンテックが今後どうなっていくのか知りたい!」という人には最適な内容になっています。

⑤FinTechの法律 2017-2018

FinTechの法律 2017-2018 (日経FinTech選書)

FinTechの法律 2017-2018 (日経FinTech選書)

森・濱田松本法律事務所 増島雅和, 堀天子, 石川貴教, 白根央, 飯島隆博
2,916円(11/21 18:14時点)
発売日: 2017/07/21
Amazonの情報を掲載しています

フィンテックにまつわる法律(資金決済法貸金業法金融商品取引法銀行法)をほぼすべて網羅している書籍になります。

金融庁・経済産業省がどのような意図でフィンテックに関連する法律を成立させて今後どのような方向性でフィンテックの関連法を運用していくのが分かりやすくまとめられたいる本です。

フィンテック初心者よりはすでにフィンテックの知識のある中級者以上の本になりますね。

スポンサーリンク

合わせてよく読まれている記事

①銀行員を辞めたい人へ。辛い&辞めたいと感じる5個の理由とは?

銀行員を辞めたい人へ。辛い&辞めたいと感じる5個の理由とは?金融⇒異業種の転職が難しいのは嘘!鬱寸前なら今すぐ退職して人間らしい生活を手に入れよう!
「銀行員もう辞めたいな・・。でも銀行員は高収入だし安定もしているし迷う…。」 「銀行の古臭い体育会系の雰囲気とか、ノルマが厳しいやり方...

②銀行を転職&退職して後悔したこと10選。

銀行を転職&退職して後悔したこと10選。銀行員の転職先も4つ紹介!人気の公務員・経理職・フィンテックへの転職方法も
「銀行を辞めて転職したいけど後悔しないかな…」 「転職して後悔した人ってどんなことで後悔するんだろ?」 「銀行うぃ辞めるのは怖いな…...

③金融辞めたい人が転職成功させる方法5つ

金融辞めたい人が転職成功させる方法5つとは?新入社員も女性も異業種への転職は簡単!今すぐ辞めてストレスない職場へ!
「金融機関の仕事なんて今すぐ辞めたい!」 銀行・証券・消費者金融系の仕事をする人で「辞めたい!」と思う人は多いです。 お金を扱う仕事...

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする