田舎暮らしの仕事11個紹介!移住しても年収400万円以上確保は可能!助成金の活用方法も♪

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「田舎でのんびりと家族や子供たちとゆったり暮らすのに憧れるな~。でも田舎に仕事なんてあるのかな?」

「嫁が実家で田舎暮らししたいって言ってるけど、就職や仕事ってどうなんだろう?収入はどれくらいの下がるんだろ…」

などなど。

田舎暮らしへの憧れはあるものの、現実問題として「仕事」「収入」などの問題から逃げることは出来ないですよね。

そんな田舎暮らしへの憧れがあるアナタへ下記の内容を紹介していきます!

  • 【データで見る】田舎暮らしは急増傾向
  • 田舎暮らしの仕事を11個紹介
  • 田舎暮らしのデメリット3個
  • 田舎暮らしのメリット3個

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【データで見る】田舎暮らしは急増傾向

10年間で約2倍!田舎暮らし希望者数(国土交通省調べ)

都市住民の農村漁村(田舎)への定住願望のデータ。国土交通省調べ

国土交通省の地方移住等地方へのヒト(定住人口)の流れに関するデータです。

上記のデータを見ても分かるように、

田舎への移住願望者の数

  • 30-39歳の移住願望数 ⇒ 17%⇒32.7% (2004年⇒2014年)
  • 40-49歳の移住願望数 ⇒ 15.9%⇒35%

移住に興味関心を持っている層が、30-49歳において、2004年~2014年の10年間の間で約2倍以上増えています。

ただ、2個目の表を見てもらっても分かるように、現実的に「5年以内に移住したい」と考えている層は、かなり少ないです。

5年以内の移住実現時期(具体的に移住する予定)の割合

  • 30-39歳の移住願望者の割合 ⇒ 10%
  • 40-49歳の移住願者の割合 ⇒ 5.3%

田舎暮らしの収入面の不安が、移住実現のハードル

移住・定住時に重視した条件のアンケート結果

同じく国土交通省のデータになります。移住の際に重視する項目のデータです。

  • 1位:日用品の買い物環境 43%
  • 2位:交通インフラの充実度 41%
  • 3位:収入額 40%

やはり収入額をしっかりとキープできるのか?このことが移住実現に向けたハードルになっているといえます。

現に、40-49歳の35%が田舎暮らしに関心を持っているのに、5年に田舎暮らしを実現したいと考えている人は5.3%。

逆に70歳以上の59.6%が5年以内に田舎暮らしを実現したいと考えています。

田舎暮らしは「収入」の面でも不安も。事前に対策をしよう

70歳以上であれば、仕事も定年退職していて、年金も受給できる年齢になっているので収入的な問題は大きくないです。

ですが、30-40代であれば子供の養育費など収入の面で不安に感じることも多いですよね。

田舎には、オフィスビルも少なく農業や林業などの自然に囲まれた環境でストレスなく働くことに希望を持っている人も多いと思います。

ですが毎年人口が地方から都市に流出してくることを考えると、幸せな移住者ばかりではないことは現実問題として知っておいた方が良いですね。

特に若い人ほど収入・仕事の面に関しては移住前にしっかりと対策しておいた方が良いといえます。

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田舎暮らしの仕事の11種類

具体的にどのような仕事が田舎で出来るのか?具体的な職業名を紹介しておきますね!

1、デザイナー

デザイナーの仕事は、ウェブサイトなどのデザインの仕事です。

田舎で求められる人材は、デザインだけのピンポイントの仕事ではなく、企画・設計・コピー・構築・運用までのトータルで請け負える人材のニーズが高いです。

田舎には分業で請け負えるほどの企業数がないので、1社で全て丸投げできる業者に仕事が発注されます。

都会なら部門ごとの専門家がいますけど田舎ではそうはいかないですからね。

まずは、東京・大阪などの大都市でデザイナーとしての経験を積み、複数クライアントを持っておきます。

田舎暮らしで大都市圏のクライアントとはリモートワークで業務を完遂できるようにしつつ、田舎でも新たなクライアントを獲得すれば安定した収益を稼ぐことも出来ます。

クラウドソーシングで仕事受注、地方移住は成り立つか

上記の動画では、奄美大島(鹿児島県)に移住したデザイナーが、仕事をクラウドソーシングで受注し夫婦で生計を立ていることが紹介されています。

また、クラウドソーシングを使わなくても、田舎ではライバル企業が少ない分、仕事をどんどん増やすことも可能。

「うちのwebサイトのデザインが気に入らなくてフルリニューアルしたいけど、デザイナーがいるんなら発注したいな」

という潜在需要は確実にあるので、しっかりと信頼関係を築いたうえで成果を出し続ければ、紹介・口コミなどでクライアントを増やすことも出来るでしょう。

確実に田舎では重宝される人材となります。

2、ジュエリーデザインナー

田舎暮らしを機にュエリーデザインを本格的に取り組み仕事として成功させた人もいます。

元々は趣味として、ネックレスや指輪のデザインをして商品を作りネットで販売していたものを、さらに規模を大きくして、事業として成功させた例ですね。

特にブライダルジュエリーなどのニーズが田舎では多かったという例もあります。

ジュエリーからブライダルの衣装のコーディネートなども行い事業を拡大したという話もあります。

とはいえ、いきなりジュエリーデザインを成功させることは出来ませんよね。

ですので、田舎移住当初は、地元の農家さんからお米や野菜などを格安で仕入れて、東京・名古屋・大阪などの都会で販売する方法もあります。

「でも毎回都会まで販売に行けないよ!(T_T)」

というアナタはメルカリなどのフリマアプリを使って全国のお客さん向けにネット販売する方法なんかもありますよ。

そのほかにも製材所などでのアルバイトも行い、安定収入を確保しつつ、ジュエリーデザイナーとしての実績を積んでいった人もいます。

3、テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーとして、イベント・地域のチラシ・ポスターデザイン・オーダー刺繍などを請け負っているスタイルですね。

移住前からのテキスタイルデザイナーとしての経験を役立てることが出来る仕事といえます。

4、公共事業関連の仕事

地方では公共事業などの建設業関連の人材が圧倒的に不足しています。

震災関連の復興需要・オリンピック関連などの影響で、地方労働者が足りないのです。

ですので土建業・電気設備系の仕事・経験がある人材は相当重宝されます。

またサラリーマンとして雇われなくても、一人親方として個人として仕事を請け負うことも可能です。

合間に農作業や山仕事を挟んでいけば安定収入を確保することは難しくありません。

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5、地域おこし協力隊の隊員になる

地域おこし協力隊の公式HP

参照:地域おこし協力隊の公式HP

地域おこし協力隊とは「人口減少など若年層の労働力が不足する地方において、地方以外の人材を受け入れ地域の活動に参加してもらうことで、定住・田舎暮らしを促進させるための制度」のことです。

総務省管轄の制度で、国の掲げる地方創生事業の一環といえます。

過疎化や高齢化が進んでいるので、人口を増やしたいという目的があるんです。

「でも地域おこし協力隊って具体的にどんなことやるの?」と疑問に感じますよね。

具体的には以下になります。

地域おこし協力隊の活動内容

■過去の経験を生かす

  • キャビンアテンダントの経験を生かした、地域住民向けのマナー研修
  • スキー・スノボの経験を生かした地域の小学生向けのスキー教室
  • 観光業の経験を生かし「観光地域づくり支援員」として地域への観光支援

■農業・林業

  • 地域の棚田の保全活動
  • 農業支援員」として地元農家の農作業のサポート
  • 林業の補助

地域おこし協力隊の報酬や給料

では「地域おこし協力隊」気になる報酬は?

月16.6万円~20万円になります。金額は自治体によって異なるので金額は確認しましょう。

また、地域おこし協力隊としての任務の期間は1年以上3年以下で、任期満了後に起業希望者は「起業に関する経費」として100万円の支給があります。

6、農家・農家のサポート

田舎暮らしの定番として農業に従事することがあげられます。

農業経験がないのにいきなり農家になるのはハードルが高いので、安定収入の確保という意味でも大きいですね。

農家の方々は高齢化しているので、農家と直接契約して雇ってもらうという方法もあります。

地元の信頼と仕事はセットと考えることもできるので、農家で信頼を得るのは今後田舎で安定的に生活していく上では重要といえます。

また「農業が出来る使ってない土地はあるから誰か農作業やってほしい!(農作業代行)」という農家も多いんです。

そういった農家さんを紹介してもらうなどすると農業をスムーズに始めることも出来ますね。

農業に対しての強いモチベーションや行動力のある人であれば、地方にいけば引く手あまたの環境ですよ!

ただ、農業は扱う農作物にもよりますが、春~秋が繁忙期で冬は閑散期になります。

ですので冬場の仕事の確保は課題といえるかもしれませんね。

また国による新規就農者向けの支援策や、各自治体からの新規就農者向けの支援金もあります。

以下に一例として紹介しておきますね。

新規就農向けの支援金の一例

  • 新規就農する夫婦に2年間、毎月20万円支給(鹿児島県枕崎市)
  • 新規就農者に800万円助成(島根県日南町)
  • 新規就農者への研修期間中(1-2年)に月15万円/支給(島根県飯南町)

参照:田舎暮らしの自治体支援制度

7、自営業・起業

舎では起業が行いやすい環境です。

元々の家賃を含めた生活費が安いので都会と比べると経費を抑えやすいという点。

さらに、地方移住者に対して手厚い起業・創業支援があります。各自治体移住者に対して手厚い支援がありますので活用しない手はないですね!

地方移住者への創業支援の一例

  • 商店街の空き店舗利用に最大500万円の補助(長野県大町市)
  • 起業支援に最大500万円(北海道鶴居村)
  • 起業コンテスト合格者に1000万円(島根県美郷町)
  • 無利子・無担保で300万円の起業支援(岐阜県美濃市)
  • 若者の転入・転職で最大5年間で30万円(長野県松浦市)
  • 東京などの一都三県からの地方移住者の創業支援に最大300万円支給

参照:田舎暮らしの自治体支援制度

またインターネットを使った起業の手段もあります。

  • 菜などを収穫・乾燥させてインターネット販売。「BASE」などの無料ネットショップサイトを活用。
  • 田舎の観光ガイドをネット上で公開して、広告収益で稼ぐ
  • 古民家を改修し、Airbnbなどのシェアリングエコノミーのサービスを使い集客
  • ゲストハウス自体を作ってしまう
  • ランサーズやクラウドソーワークスなどのクラウドソーシングで仕事受注
  • ネット上での占い師
  • 古民家でカフェ経営

などなど。「元出がないのに起業なんて出来ないよー!」という人でも小資本で始めることが出来る事業も多いです。

地方にはプレイヤーが多くないので、「地方の人が求めているものはなにか?」という知恵を働かせてマーケットニーズさえ満たすことが出来れば、安定した収益を確保するのは十分可能です。

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8、山村ハローワークの活用

山村ハローワークを活用して仕事を探す方法もあります。

山村ハローワークとは、地域の仕事が集約されていて

  • 農業補助
  • 高齢者サポート
  • 定食屋さんの店員
  • 雪かきの除雪機運転

などの仕事情報やアルバイト情報が掲載されています。

仕事はたくさんあるのですが、その仕事をこなくしてくれる若い働き手が足りない状態なんです。

9、役場勤務

田舎での仕事で圧倒的に安定している仕事は役場勤務です。

都会のような大手出版社・外資系コンサル企業・上場している大手メーカー・百貨店などはないので公務員として役場勤めは、羨ましがられます。

事務職員の募集や・職員採用試験の募集人数の数は少ないですが、受けてみる価値はありますね。

10、事業継承する

事業継承とは、会社経営を引き継ぐことです。

地方では若年層不足により、事業継承できずに、事業自体を畳んでしまう経営者が地方では多いです。

適切な後継者が見つからず廃業する企業の割合

参照:中小企業庁の事業継承に関するデータ

「適切な後継者が見当たらない」ために事業継承が出来ないという経営者が約2-3割ほどいます。

都心部も併せたデータなので、地方ではさらにこの数字が高くなると予想できますね。

なので、地方でどこかの企業に就職して人とつながることで、経営者問題に悩まされる企業を任せてもらえる可能性も十分あります。

11、自伐林業(じばつりんぎょう)

自伐林業とは、他人の山を借りて森林の伐採や搬出などを行い報酬を得ることになります。

自伐林業は副業を前提とした林業になります。

300-500万の小資本の初期投資で林業を開始することが出来ます。

しっかりと研修をうければ月収30万円稼げるという人もいるので、フリーランスで安定収入のない地方在住者が行っている仕事の1つですね。

参照:自伐型林業推進協会

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田舎暮らしのデメリット3つ

田舎暮らしの仕事の問題をクリアしても下記のようなデメリットを感じて、都会暮らしに戻る人も少なくありません。

デメリットもしっかり確認しておきましょう。

1、田舎暮らしに馴染めない

田舎暮らしのストレスを抱える人も多いのです。下記は体験談です。

地域活性化補助事業として15万円の生活費を貰って地域貢献しようとしたが、「田畑の草刈り」「小学校の廃校舎の清掃」などの雑務が多く嫌気がさした。

また自治体からの補助金をもらっていると「税金で食いやがって!」などと地元民から揶揄されることも多かった。

また鍵もあけっぱしなので、勝手に我が家の洗濯物が取り込まれたいた…などの生活もやりずらい。

2、田舎は意外と出費が多い

「田舎は生活費が安いから憧れる!」

なんてイメージを持っている人も多いですが、実際は地域によっては出費が多いです。

  • 豪雪地帯だと冬場の光熱費が月2-3万円
  • 零下になる場合は水道を流しっぱなしにする。水道管が凍るため。留守中も暖房常時オン
  • 集金が多い。月4-5000円の集会日、青年育成会費、体育協会費など

3、車社会。公共交通機関の未整備

自転車や歩いていける距離に何もなく車社会です。

仕事場、スーパー、コンビニ、病院、役場、学校など車がないと生活できないですね…。

運転が苦手な人には不向きな環境と言えます。

田舎暮らしのメリット3つ

田舎暮らしのメリットをまとめると・・

  1. 水・食べ物のおいしさ
  2. 賃貸物件の家賃が安い。感覚的には都心の半分
  3. 空気が綺麗でスローライフ

上記のようなメリットもあります。福井県は日本の幸福度ランキングで、毎年1位になる県として有名ですので、地方の生活と幸福度は関連性があるのかもしれませんね。

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田舎暮らしの仕事問題を解決するたった1つの方法

田舎暮らしの仕事に関して説明してきましたが、田舎暮らしの仕事の問題を解決するたった1つの方法があります。

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